2020年7月22日でサービス終了が決まった!?Mixerでライブ配信をみよう!

2020年7月22日「Mixer」は予定通り「サービス終了」しました。

以下より過去記事となります。

NINJA氏・Shroud氏は、古巣のTwitchに戻り、配信活動を再開しています。

Mixerとは?

あのマイクロソフト(MicroSoft)が所有するライブストリーミングプラットホームで、元々は2016年1月に「Beam」としてサービスを開始しました。そして同年の8月にマイクロソフトが非公開で「Beam」を買収しました。(Xbox部門に統合)

その後2017年5月にプラットホームの名前を「Beam」から「Mixer」へ変更。

そして名称変更とともに、ユーザーが最大4人で同時にストリーミング出来るCo-Streaming機能や、スマホアプリ向けのモバイルアプリなど様々な新機能の導入がされ、Xbox部門に統合されたこともあり、Xboxでの視聴などに関する様々なシステム的なアップデートも行われました。

ゲームを主にライブストリーミングしているプラットホームです。

※Mixerが閉鎖を告知

2020年6月22日にプラットホーム、SNSなどで、「2020年7月22日にMixer閉鎖」のニュースが掲載されました。

元々Mixerで配信していた、ストリーマー達はどうなるのか?

後釜として、「Facebook Gaming」が受け口となるようです。

「Mixerパートナー」として配信していたストリーマー達が、「Facebook Gaming」に移行した場合は、Mixer同様のパートナー契約を可能な限り遵守すると記載があり。また「Mixerオープン収益化プログラム」に参加していたストリーマーへも、同様の権限が与えられる様です。

※またFacebookgamingはストリーマーとの署名時に、独占性を持たない事を話しており、Facebookgamingで配信をしているストリーマー達は、Twitchでも配信が出来る。

Mixer内にある、残りの「Ember」や「Spark」はストリーマーへのサポートして使う事をオススメします。と記載があり、ストリーマーへの投げ銭でなるべく使って欲しいとのこと。

なお残金・チャンネルサブスクリプションは、Xboxのギフトカードクレジットが付与されると告知があった。

※Mixerの閉鎖ニュースは下記から

https://blog.mixer.com/2020/06/22/the-next-step-for-mixer/

Mixerの特徴。

Mixerは配信者・視聴者の一方的でない、双方向性に重点を置いており、またライブストリーミングの遅延時間が短い事も売りにしている。

低遅延になると、ストリーマーがしたアクションや出来事に対して、ユーザーが反応し、その反応に対してリアルタイムでストリーマーが返答をすることが可能になり、よりよいコミュニケーションが可能になるでしょう。

また視聴者が配信に影響を与えられる様な機能があり、ユーザーが配信や視聴をすることにより獲得できる「スパーク(Spark)」を使い配信者などに対し様々なアクションが可能になっている。

そして2019年の1月に導入された、Mixer内で使用できる仮想の通貨「Mixer Ember」が導入され、この通貨「Ember」を利用することで、チャットに紙吹雪や花火などといったエフェクトを使う事ができる「Skill」を購入することが可能になる。

なお「Spark」でも「Skill」は購入可能だが、「Ember」での購入だと、上位の「Skill」が購入可能であり、上位の「Skill」で配信者を金銭的に支援することができる。

まとめ

  • Spark(スパーク):Twitchで言う、チャンネルポイント的な役割。配信・視聴により獲得
  • Ember(エンバー):Twitchで言う、ビッツ お金で買うMixerの仮想の通貨
  • Skill:Sparkで買える「Skill」Emberで買える「Skill」がある。
  • Sparkで買ったSkill:チャット内で使えるエフェクトが使用可能になる。。
  • Emberで買ったSkill:Emberでしか買えない上位の「Skill」があり、上位の「Skill」はチアー的な役割を担っている。

Mixerの現状

2019年10月25日にTwitchトップストリーマーだった、「Ninja」氏と「Shroud」氏の両名がMixerへ配信活動の場を移した。

「Ninja」氏のMixerへの活動の場を移すという衝撃は多きな話題を産むとともに、Mixerというプラットホームの成長速度を速めました。

さすがの「Ninja」氏と言った所で、彼は1週間で100万人以上のフォロワーを得ており、毎月3000万人以上のアクティブユーザーがいる。(2020年現在Ninja氏のフォロワーは、3,189,695人)

またMixerの視聴者は多くが米国を占めており、その次にブラジル、イギリス、アルゼンチン、メキシコと続いていて。そしてMixerは、他競合するプラットホーム、「Twitch」「Youtube」「Facebook Gaming」に遅れを取っているのが現状だ。

ネットリテラシー・ポリシーに対する面が充実している。

「ユーザー規範」というものが厳しく定められており、事細かく書かれ、ネットのいじめや、酒やたばこ、暴力的なことに関しては、厳密に定められている。

Mixerにおいては、長い道のりだが正しい方向に進んでおり、まだまだ成長中か。

プラットホーム自体は各言語を網羅した作りになっており、「日本語」にも対応しているし、世界のストリーマー・ユーザーに対応した作りになっている、ネットポリシー・リテラシー面がしっかりしているので、安心できる。

日本では、ライブストリーミングというと日本独自の、「ニコニコ動画」「ミルダム」「ツイキャス」、そして海外勢のAmazon傘下の「Twitch」、「Youtube live」らが知名度で勝るし、有名ストリーマーもそれらプラットホームで配信をしているというのが現状。

Mixerの始め方。

※ログインをしなくても配信自体は視聴が可能です。
ただし、チャットなど様々な機能を使うにはログインが必須。

公式ホームページに行き、アカウントを作成しよう。

アカウントを作成ボタンを押すと「マイクロソフトのアカウント作成画面」が出るのでそれに従いアカウントを作成。

またディスコード、Twitterアカウントでのログインも出来る。

が筆者がTwitterアカウントで連携しログインしようとしたところ、「ログイン不可」と出たので、素直にマイクロソフトのアカウントを作成した方が良いでしょう。

そして無事ログイン出来たら、フォローやサブスクライブ、チャンネルポイント、スキルの使用などが出来るようになります。

使い方は「Twitch」とおおよそ同じなので心配はありませんし、使いやすい作りになっています。
ビデオ機能やクリップ機能も同様にあります!

またゲームタイトルで探したい場合は、画面上部にある「カテゴリー」から、ブラウザーという所を押すと人気配信者順(視聴者数)で表示することも可能になっています。

なおタブなどで、日本人に絞って検索も可能です。

Mixerのストリーマー

Mixerで活躍する人気のストリーマーを紹介!

※ストリーマー名をクリックすると、各チャンネルに飛びます。

Ninja

ninja氏はアメリカのゲームライブストリーマーです。

元々はhalo3のeスポーツチームに参加していましたがその時にストリーミングを開始、「Fortnite」がまだ有名で無かった頃に配信を始めました。

当時から人気ストリーマーの一人でしたが、2018年に「フォートナイト」や”バトルロワイヤルゲーム”が流行り出すとさらに彼の人気が高まりました。

そんな彼ですが慈善活動も行っており、自信の人気・知名度を生かしチャリティーストリームを行い、多額の金額をアメリカ自殺防止基金に寄付するなど数々の寄付を行っている事でも有名です。

2018年には、人気ラッパーのドレイク氏とともにtwitchにてフォートナイトのストリーム配信を行い、60万人を超える視聴者数を集め、同時視聴者数世界最多記録を更新。他にも「世界で最も影響力のある100人」にも選出されています。

そんな彼も活動の場所を「twitch」から「Mixer」に場所を移し活動中。2020年6月17日時点で、累計視聴者数は6700万人を超えています。

2020年にはキッズ・チョイス・アワード「好きなゲーマー」にもノミネートされました。

独自のブランドを持っている彼はこれからもゲームライブストリームーシーンで活躍してゆくことでしょう。

Shorud

Shorud氏(以降シュラウド氏と略)はColud9に所属していた、元プロゲーマーです。

現在は、「Old Guys Club」という別々のチームに所属していた元プロゲーマー達が集うチームに所属。

元々は「カウンターストライク:グローバルオフェンス」にて輝かしい実績を残しファンが多くいました。その後プロゲーマーを引退しゲームライブストリーマーとなりました。

ゲームライブストリーマーとして「twitch」で配信活動を続けても、彼の人気は衰えず国籍問わず多くのファンに愛されています。

そして2019年シュラウドはMixerへ配信の場を移す事を決意。

Mixerに活動の場を移しても彼の活躍は変わりません。卓越した見せるプレイとハンサムな彼は視聴者を楽しませています。

日本でも有名な彼はこれからも活躍し続ける事でしょう。

Ship

Ship氏はニューヨーク州出身の21歳のゲーマーで、主にFortniteを配信しています。

元々からMixerの前身であるBeamで配信しており、Mixer(Beam)で配信歴の長い最初期のストリーマーの一人です。

彼もMixerの人気配信者で、Mixerパートナーです。そしてその総視聴回数は1760万以上、フォロワーは70万人を超えていてMixerトップ5に入っています。

TheGrefg

Fortniteのゲーマー界で有名なスペインのストリーマーで、Youtubeにも動画をアップロードし、面白い動画の内容は非常に人気がある。

フォロワーは82万人、総視聴回数は5400万

彼もMixerトップ5に入る人気者です。

JaredFPS

彼もFortniteを中心に配信するアメリカストリーマーであり、2016年からMixerにて配信をする最初期からのストリーマーです。

Mixerにて成功した人物であり人気のある配信者です。

Mixerパートナーであり、それ以外にも、Grubhub,G fuel,DXracerなどとパートナーシップを結んでいます。

まとめ

Mixerについて、ご紹介をしました。

今の所Mixerでの人気コンテンツはFortnite、COD WORZONEなどであり、「Fortnite」が人気のライブストリーミングサイトという印象が強かったです。

やはりNinja氏はじめ、上記で紹介した4人がFortniteをプレイしているという事もあるのでしょう。

Fortnite関連だと有名プレイヤーも多数Mixerへ配信の場を移しています。

2020年6月22日追記

信じられませんが、Mixerが7月22日に閉鎖することが告知されました。

驚きでしかありません。そして後釜の受け口が「Facebook Gaming」ですと・・・

Youtubeはないとして、Twitch・・・もまぁないですよね。

そして気になるのが、Twitchから移籍した「Ninja」氏や「Shorud」氏が次の配信場所をどこにするかに注目が集まります。

元々Twitchで配信していたストリーマー達は、Twitchに戻って来る可能性が高いと思います。禍根が無ければですが・・・

後は、Mixerでしか配信をしていなかった有名ストリーマーも数多くいますので、その方々をどこのプラットホームが獲得するのかも気になりますね。

ですが一応はMixerはFacebookgamingを受け口として紹介していますので、すんなりFacebookgamingへ移る人もいるでしょう。

多くの有名ストリーマーがFAになりますので、ストリーマーがどこで配信するかが気になります。

 

ムビ君
閉鎖が決まったMixerですが、7月22日まで楽しもう!