【ライブ配信の疑問】「ストリーマー」「配信者」「実況者」「ライバー」どの呼び名が正しい?違いは?

ストリーマー 配信者 実況者 ライバー 違い

皆さんこんにちわ。

昨今「ライブ配信」が盛り上がる中で、よく見かける「ストリーマー」「配信者」「実況者」「ライバー」という呼び名をよく見かけると思います。

じゃあどれが正しいのか?違いは?という身近な「ライブ配信の疑問」に対しての記事となります。

※あくまで筆者の見解を交えた記事となりますので、ご了承ください。

筆者について

本記事は、2000年初頭から「ライブ配信」を見続けて来た経験と、筆者の見解を元にした記事です。

筆者の視聴履歴

結論

理由は後で述べますが、最初に筆者の結論を言ってしまいます。

それぞれ好きな様に呼べば良い!それに「自称」で良い!

ですが筆者は

「ストリーマー」という呼び名を推します。(第二候補として「配信者」)

なぜなら単純明快ですし、語呂が良いからです。

「実況者」

「実況者」についてはニコニコ生放送時代から長く使われており、使っている人も多いので、別に良いのではないかなと思います。

ただライブ配信などで、配信者みずから行っている事に対して「リアルタイムで自前実況」を行っている人を「実況者」と呼ぶ点に関しては、疑問があります。

「ライバー」

無いです。恐らく広く使われる事はありません。

「ストリーマー」「配信者」「実況者」「ライバー」どの呼び名が正しい?違いは?

「ストリーマー」「配信者」「実況者」「ライバー」各呼び名についての、筆者の見解を記します。

ストリーマー

ストリーマー(Streamer)は、ジャンルを問わない様々なゲームやコンテンツをライブ配信している人の事。

さらには「ゲームストリーマー」「ライブストリーマー」「オンラインストリーマー」と付け加えたりしますが、面倒なので「ストリーマー」と覚えておけば良いです。

特段「e-sports」タイトルのプレイの有無や、収入の有無、フォロワー視聴者数の大小、顔や声を出しているか関係なく、一行目に当てはまれば総括して「ストリーマー」という呼び名で間違いない。

というか「自称」で大丈夫です。

日本に入ってきたばかりで使われ方が錯誤している。

「ストリーマー」=「配信者」「生主」という認識でOK。

収入があるかないかで、呼び名は変わる?

変わらない。そもそも「配信者」「生主」と呼ばれた時代の人々も、プラットフォームを通さずリスナーからの「プレゼント」や「イベントへの出演」でなにかしらの収入があったからだ。

それに基準や資格などもないし。ただ「ストリーマー」という言葉が使われ始めた時代の流れ。

『ストリーマー』をライブ配信で生計をたてている人、と「収入」や「お金」を絡めて紹介している所もあるが、良くないと筆者は思う。

「ストリーマー」と呼ばれる人々すべてが「ライブ配信で生計をたてている」と誤解を与えかねないし、要らぬ希望を与えてしまう。

言うなれば「趣味」や「好き」「面白いを追求して」やっていた延長線上で、ライブ配信活動が時代や流行に乗り、知らぬ間に「ストリーマー」と呼ばれ始め、なんか生活出来てしまったという表現が正しい。

『ライブ配信している人』=『ストリーマー』≠『ライブ配信の収入で生活している人』

「実況・解説」しているか?「顔出し」しているか?の有無も関係ない。

「声」や「顔」をライブ配信に流さなくても「ストリーマー」だ。

そもそも「ストリーマー」を「実況・解説」を行いながらライブ配信している人と説明するのは、とても不自然・不適切だ。

この理屈だと『言語障害』や『何かしらの理由や環境』で「実況や解説(声を出す事)」が出来ない人々が活動を行っていた場合、その人は「ストリーマー」ではないのか?という矛盾や問題にぶち当たる。

「ストリーマー」は自称で良い。なにかの「特定条件」を設定すること自体がおかしい。

「クリエイター」「コンテンツクリエイター」

さらには「動画コンテンツ」などを絡めると、「クリエイター」や「コンテンツクリエイター」と呼ぶこともあり、海外では左記の名称で活動する人々も多い。

「ストリーマー」や「配信者」の中で、ライブ配信活動の収入のみで生活出来ている人々は、ほんの限られた者のみ。

人物紹介の際やメディアなどでの呼称の際は「ストリーマー」がしっくりくる。

配信者(はいしんしゃ)

日本でおそらく最古のライブ配信ツール「PeerCast(ピアキャスト)」の時代から使われている「呼び名」で、ライブ配信等を行っている人々を「配信者」と呼んだ。

YoutubeやTwitch等々で活躍する元ピアキャス配信者等がおり「獣神さんだぁシバター」さんは、過去にピアキャスで「漫画を描く」作業などのライブ配信をしていました。

以前ピアキャス界隈ではニコニコ生放送が出来た当初「ピアキャスのパクリ」だ!と声が上がったが、ニコニコ生放送に土壌を奪われる結果となる。

2022年現在でも、ピアキャスで配信を行っている人々は少数だが存在する。

生主(なまぬし)

ニコニコ生放送でライブ配信を行っている人々を「生主」と呼んだ事から浸透した。ニコ生独自の呼称。

実況者(じっきょうしゃ)

ニコニコ生放送時代から使われ始めた呼称。「ゲーム実況者」などといった使われ方をする。

この「実況者」を使う人々は「ニコニコ」出身者や利用者と推測される。日本で広く浸透しておりメディア・記事などで「実況者」という呼称が広く使われている。

ただ「実況者」というと「競馬実況」「スポーツ実況」「e-sports大会実況」などにおいて、「プレイヤー(騎手・選手)」が存在している事が前提の、第三者の「実況者」という印象が強く、混同してしまうので筆者はあまり推奨したくはない。

例えば、下記の形式なら「実況者」という呼称に合点がいく。

  • 自身がプレイした録画に、「後付けで実況」を載せて動画を投稿する。
  • 第三者がプレイしているライブ配信や、録画(投稿された動画)に対して、「実況」する。
  • RTAやゲームの大会(コミュニティ・e-sports)の実況(解説)を生業としている者。

※「なんでも実況V(なん実V)」という板があったが(スレッドに直接配信URLを貼りつける形)、この板でも「配信者」との呼び名がメジャーであった。

ライバー(らいばー)

主にスマホ向けライブ配信アプリにおいて、使われる呼称である。

ガラケーの様な感じの文言。

英語に変換しても、日本語としても意味が分からないので、おそらく浸透はしない。

まとめ

筆者は

「ストリーマー」という呼称を推します。

この呼び名であれば、「ライブ配信」「動画コンテンツの配信」も行っている人と一括りで認識が可能ですし、英語圏などでは「ストリーマー」(コンテンツクリエイター・クリエイター)の呼称がメジャーだからです。

ですが結局のところ、人々に広く浸透し使われている「呼び名」が正義。勝てば官軍なのです!

5年後・10年後どんな呼ばれ方をしているか楽しみですね。

ありがとうございました!

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